鯉の大量死

連絡済 [Report ID: 25828]

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彼岸花で有名な散策路沿いの矢勝川で鯉の大量死が発生。水質に異変があった可能性が高く心配です。
3月初旬から今も継続して発生中。
水路の問題
お問い合わせありがとうございます。

矢勝川の鯉の死骸については、地元区長や近隣住民の方々から、同様な問い合わせを受けており、3月8日に愛知県知多事務所環境保全課と現地確認および水質検査を行いました。

その結果、特に有害物質の混流などは確認されず、原因は、冬期の降水量が少なかったために河川水位が低下していることや、水質の悪化などにより水中の酸素量が減り、鯉が酸欠状態となっているためと考えられます。

水質の悪化については、矢勝川の水量が少なく、流域から流入する汚濁物質の影響を受けやすいことが主な原因です。また、上流側の水質調査により、阿久比町側から矢勝川に流入する支流河川の水質が、非常に悪いことが判りましたので、阿久比町の担当課へ、対応を依頼しています。

なお、3月14日に河川管理者である愛知県が死骸の回収作業を行いましたが、降雨などで河川の状況が変わらない限り、今後も一定数の生物が酸欠となることが予測されます。

水質改善は、一朝一夕でできるものではありません。矢勝川周辺で活動している方々の協力がなければ改善しません。河川の水質改善に向けた取り組みにご理解、ご協力をお願いいたします。

水質改善のための具体的な対策
・農薬や肥料は適正量使用し、田畑から流出しないよう心がける。
・畜産ふん尿を野積みせず、適切な管理を行い、流出を避ける。
・家庭の単独浄化槽を合併浄化槽に切り替える。
・下水道接続区域は、浄化槽から下水道へ切り替える。
迅速な対応と丁寧な説明をありがとうございました。
私たち市民も環境保全を心掛けねばと思いました。
今後もよろしくお願い致します。
ステータスが対応中のままとなっていましたので、(関係機関に)連絡済と変更いたします。